画面転送・遠隔操作に基づくコミュニケーションツールの設計


筑波大学電子・情報工学系
三浦 元喜
miuramo@iplab.is.tsukuba.ac.jp

概要

小規模のオフィスなど, 複数の利用者がそれぞれ複数の計算機を使用しながら作業を行う環境において, 利用者同士の情報共有・意思疎通を円滑に行う目的で, デスクトップ画面を転送したり,別の計算機を操作する機構は有益である. しかし従来の画面転送ソフトウェアにおいては, 3台以上の計算機が同時に参加する環境を考慮していないため, 画面転送方向を変更する操作が面倒であるなど, 画面転送指示の自由度を低下させていた.
そこで我々は, 複数の利用者がそれぞれ複数の計算機を利用している環境において, 画面共有ならびに遠隔操作を直感的に行うためのインタフェースを設計し, 画面共有・遠隔操作システム``comDesk''を実装した. 本システムは,画面転送方向の自由度を高めるため サーバ・クライアントを区別しない Peer to Peer 技術を利用した. また,ドラッグ操作による転送方向の指定を可能にしたほか, 画面転送状況を一覧表示する機能や, 転送中の画面を転送元計算機の利用者が調整できる機能を実現した. これらの機能により,グループ間での画面転送・遠隔操作に基づく 円滑なコミュニケーションが期待できる.

論文 (PDF)

画面転送・遠隔操作に基づくコミュニケーションツールの設計
著者:三浦元喜,志築文太郎,田中二郎
PDF (934KB)

ビデオ

MPEG (18.4MB)

関連URL